ビジョンベースの物体認識は,先進運転者支援システムや自律移動ロボットなどにおいてセンサーから得られた情報を分析・理解するのにあたって重要な役割を果たします.組込みシステム上で実用的な物体認識を実現することは容易ではありません.なぜならこれらのシステムが高い認識精度と実時間処理を低消費電力で実現する必要があるからです.そのため,この種の組込みシステムの開発には,ハードウェア向けのアルゴリズム開発・ソフトウェアによる検証・高いパフォーマンスを発揮するハードウェアアクセラレーションが必要不可欠となります.本研究室では,これらの要素を含む広範囲の研究分野について研究を行っており,実アプリケーションのためのシステム実現に取り組んでいます.

【ソフトウェアベースの物体検出&追跡】

【ハードウェアベースの実時間物体検出】